粘着テープが貼られた飛行機をめぐりイタリアで論争

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ローマ行きの旅客機に粘着テープが貼られた動画が木曜日にイタリアで拡散し、ソーシャルメディア上で安全性に関する議論を巻き起こした。

この映像は、サルデーニャ地方の元大統領マウロ・ピリ氏がカリアリ発ローマ行きのITA航空便に乗った後、フェイスブックで共有した。

「彼らは私たちを第三世界の植民地のように扱っている」とピリさんは書いた。「セロハンテープを貼った飛行機にまだ出会ったことがない」。

ビデオには、飛行機の下部の領域を覆う銀色の粘着テープが示されています。

「今朝7時20分、カリアリからローマに向けて出発したが、トンネル経由で搭乗したため誰も何も気付かなかった」とピリ氏は書き、乗客が「スキャンダラスなパッチが貼られた飛行機に乗っていたことに気づいたのはフィウミチーノに到着したときだった」と主張した。上。"

このビデオを見たユーザーからは何百件ものコメントが寄せられ、中には恐怖を感じた人もいたが、この方法は応急修理に広く使われており「超超強力」で安全だという人もいた。

ピリさんは「剥がれるのはとても安全だ」と答え、ビデオでは粘着テープが目に見えて剥がれていることを指摘した。

別の解説者は、航空券の代金を支払う際には「最大限の安全」を期待していると強調し、「出発する乗客の99パーセントは、もし『パッチ』を見ていたなら、その飛行機には乗らなかっただろう」と述べた。

この論争に対し、ITA航空は「常に所轄当局の定める安全基準を遵守し、乗客と機内スタッフを全面的に尊重して運航している」と述べた。

航空会社は、修理はパネルに見つかった損傷に「一時的に対処する」ために必要だったと述べた。

「この措置は、このような場合に航空用途に特化した特定の金属製の『高速テープ』の使用を規定する製造業者によって承認されたマニュアルに従って行われた。」

「カリアリ－ローマ・フィウミチーノ線を運航するAZ1588便の場合、航空機は完全に機能し、7時21分にカリアリを離陸し、予定より9分早い8時14分にフィウミチーノに着陸した」と同社は明らかにした。技術的な問題が発生しています。」

写真はマウロ・ピリ。ビデオコリエレデッラセーラ/マウロピリ。